こんばんわ。チャーリーです。
ホワイトペーパーにコピペ疑惑があったり、コインに中味が無い!と散々叩かれた過去を持つTron(トロン)。
ERC20でのテストネットを経て…ついにメインネットへ移行する事が決定しました!!保管の注意点もあるので後述します。
テストネットとメインネットって?
でも、そもそもテストネットとメインネットがどう違うのか。
今まではテストネットとして、イーサリアム上で動くERC20システムに乗っかって動いていたTron。今回の発表で、これからはイーサリアムでのテスト運用を離れ、独自のチェーン(メインネット)で動く…
メインネット発表は、言わばイーサリアムチェーンからの卒業発表なのでした。
テストネットのERC20には、細かな制約があり、それに合わせて動く必要があったんですが、これからは独自チェーンでやりたいプログラムが自由に動かせます。
と、同時に今まではERC20に対応したマイイーサウォレットやメタマスク等の独自ウォレットで保管が出来ましたが、今後はこれが不可能になります。
移行前後はTronの保管に注意!
2018年6月21日がTronのメインネット移行日とされており、その前に取引所へ預ける事が推奨されているので、先述したERC20の独自ウォレットで保管している人はバイナンス等のTronを扱う取引所へ送っておきましょう。
コインチェックのNEM盗難以降独自で管理している人が多いと思いますので注意が必要です。そして対応後はもうERC20のウォレットには戻せず、Tronが発表するウォレット(Tron Wallet?)に移す流れになると思います。
発表後は価格も値上がり
市場はこのニュースを前向きに捉えておりTron価格は40%以上値上がり
2018年5月23日AM1時で「1Tron=8.77円」になっております。
ただ、安定したイーサリアムのチェーンから独立するので、移行前後はトラブルの可能性もあります。価格には充分注意しましょう。
将来的にマイニングはPOSで
ここ数日POWマイニングでハッシュレートが低い「モナコイン」や「BTG」が51%攻撃を受けてニュースになってますが、Tronが目指すマイニングはPOS。
イーサリアムがPOSの代表的な位置づけですが、Tronは少し異なり「トークンデポジットPOS」と言われてます。
1.ブロック生成したい人は資金(トークン)を賭ける
2.一番多くの資金を賭けた人のブロックが提案される
3.他の人はその提案されたブロックに対し投票し、2/3以上の得票でブロック承認
4.次の投票で同様に承認を受けたブロックが、次のブロックチェーンに繋がれる
Tronの「ブロックチェーン上ぶデジタルコンテンツを提供する」と言う目的の為、POW方式より高速決済が可能なPOSの方が相性が良いからだと思います。
現段階で目立った所がまだまだなTronですが独自ネット導入で開発が大きく進むでしょうか!
私もすこーし持って応援してます(笑)
中国ゴリ押しなイメージですが世界に展開して行きます様に。
それではまた。