こんばんわ、チャーリーです。
(2018年11月11日現在の情報で書いております)
そんな彼が「現行の国際送金で既に使われているSWIFT gpi」のシェアを奪う事は難しく、為替が介入する場面じゃないとリップルが入り込む余地は無い、的なコメントをしておりました。(細かなニュアンスが違っていたらごめんなさい)
私が普段接するコインは非中央集権の物ばかりなので、中央集権コインにも色々あるんだな〜って思って知らない事を調べてみました。
銀行送金素人にも分かりやすく表面をなぞっていきます。
国際送金SWIFTってなに?
国際銀行間通信協会(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)の略。
世界200カ国以上の国と地域で使用されており、日本からもSWIFTを用いれば
1~3営業日で世界200カ国以上の銀行へ送金することができます。
「国際送金をする時に、国と国の間に入るシステム」
が一番分かりやすいでしょうか。
ちなみに、日本から海外送金する場合、日本の銀行から送りたい国の通貨に変換して送る事になります。「送るお金+為替手数料+銀行手数料」が必要です。
SWIFTの問題点
・手数料が不透明
国際送金の途中で様々なルートを通るので、どこかで手数料を取られた場合に
送金人&受取人も事前に把握できないことがある
・マイナー通貨送金時の流動性の確認
ドル/ユーロ/円 以外の通貨では送金依頼者が銀行側の流動性を確認しなければならない
例えばシンガポールドルを一定額以上送る際には、事前に支払日を銀行側に伝えておく必要がある、等。
・送金状態の不透明性
着金確認がいつになるかが事前に分からない。
途中の中継ポイントで送金が止まっていても把握が難しい。
先人達も問題を抱えながら、国際送金だからそんなものか、で済ませて来たんでしょう。
そこで与沢氏も絶賛していた、今後実装されて行くバージョンアップ
AWIFT gpiとは…
上記のデメリットを全て消しています
送金スピード:送金依頼受付から24時間以内(50%は30分以内に着金)
手数料:手数料の開示
透明性:リアルタイムの追跡が可能
はい、完璧です。
国内へ送るのと変わりませんね。
現状SWIFTシステムを導入している銀行が、
新たにリップル入れますか、SWIFTをバージョンアップしますか?
と選択を迫られた際、SWIFT gpiを入れるんではないか、と考えられています。
その後に控える仮想通貨の本丸
Rippleシステム(xCurrent、xRapid)
は、と言うと…
送金スピード:数秒以内に取引完了
送金手数料:SWIFTより安価
透明性:全て把握可能
Rippleシステムの内容的にはSWIFTの上を行きますが、SWIFT→SWIFT gpiに変わる際の方が驚きが大きいですよね。
SWIFTは、現に取り入れている銀行がある、というメリットを活かし徐々に拡大されて行くことが予想されます。
個人間の場合、受け取る側も同じシステムを持つ必要があるので、現実的にはユーザーの絶対数が物を言い、ブロックチェーンを使わないline pay辺りが日本では幅を効かせていくかもしれませんけど、、、。
現状、銀行のシステムでブロックチェーンが浸透するならば、一番近くにあるのはRippleでしょうね。それを見越して投資している人も多そうです。
それでは、また。