こんばんわ、チャーリーです。
今回は仮想通貨の新規上場に関するICO TGE STO の違いをサラーっと短文でまとめていきます。
仮想通貨で一番聞くのはICO(Initial Coin Offering)
2018年現在一番聞くのはやはりICOでしょうか。自分もそうですが参加した人も多いと思います。
ICOと言うと、まだ無法地帯の仮想通貨界でとりあえずお金を集めたいグループが独自のルールを元に資金調達をした、ってイメージですね。
独自のルールって所がミソでして、ウ○ズコインやスピ○ドルなど、日本からもひどいICOがたくさん出ました。発行枚数を途中で変えたり、不透明な情報出しまくる所もありました。でも、システム的に参加購入する人は発行元を信じるしか無い状況でしたね。
ちなみに株の世界でよく比較される
IPO(Initial Public Offering)
は名前こそ似ていますが、こっちはセンターに主幹事が入りますし、各国の上場基準もあるのでICOと比べ物にならない位厳しい存在となります。
次に聞いたのはTGE(Token Generating Event)かな
TGE案件、又はTGEプロジェクトと言う名前でICO同様に新規コインの発行を指します。
ICOとの違いは、第三者機関が真ん中に入ることで、プロジェクトの社外取締役が付くイメージです。
プロジェクトの調査内容は主に
- 資金の使用目的
- 流通方法と仮想通貨の使用方法
- 法的問題の確認
基本的にCTIAという調査機関が定めた基準をクリアしたものに限定されるので、ICOよりは安全性が高い、と言われています。
ちなみに、、、このブログを書いている2018年10月末段階では、まだTGE案件から世に出た物が少なく、最初にTGEを導入したブロックハウスのセントラリティが上場後に大爆発した事で、プレミア感がついたのが真っ先に思い出される位でしょうか。
(Plugもセットで頑張って下さい)
次世代の発行方法?STO(Securities Token Offering)とは
これは最近になって徐々に聞く様になって来た手法ですね。
今年イーサリアムが有価証券なのか否かでザワザワした時がありましたが、この時はアメリカのSECがイーサリアムは有価証券では無い、とコメントし落ち着きました。
イーサはICOの時から分散化されていたからセーフという理由だったんですが、有価証券に認定されるとSECの監視下におかれ、資金調達に厳しいルールが引かれます。
プロジェクトの途中から認定されることは非常にまずい事になるぞ、と価格が下がったりしていたんですが、一方リップルのように会社が半分以上のXRPを握り、運営とブロックチェーンが切り離せないとみなされた場合は、有価証券と認定される可能性が高いみたいです。
で、証券会社のことを英語でSecuritiesと言う様にセキュリティとは(有価)証券のことを指し、セキュリティトークンとは証券価値のあるトークン、と言う事ですね。
つまりSTOを一言でいうと、SECの下に証券価値が引く、厳しいルールの元で資金調達を行う安全性の高い資金調達方法となります。
同時にプロジェクトとしては規制で動きにくくなるかもしれませんが、これがスタンダードになって来ると、もっと資金が流れ込んで来ると予想する人も多いです。
新規コインの資金調達は徐々に大口メインになっていくのかもしれませんが、リスクが高いのも事実なので個人投資家の扱いは世界的に問題として残って行くと思います。分散型コインが好きな自分も問題です笑。
やはり投資は自己責任で行いましょう。
では。また!